mission04:現地空港でのVISAデビットからの外貨調達
近い将来のひとり旅のために、VISAデビットのカードを入手しました。VISAデビットとは、国際カードブランドであるVISAの加盟店で使用可能な、デビットカード(買い物の代金がカードに紐付いた指定の銀行口座より即座に引き落とされるカード)です。
クレジットカードには月に一度「引き落とし日」が決まっていて、その日を基準として予信枠(利用限度額)いっぱいまでショッピングやキャッシングをすることが可能ですが、このシステムはデビットカードには当てはまりません。
銀行口座に入っているお金以上の金額は利用できないという点と、利用金額がすぐにネットで確認できる点が、大きなメリットだと思います。
金銭管理が苦手な方にもオススメです。少なくとも借金をすることにはならないので。また、デビットカードの発行には基本的に審査はありません。銀行口座を所有している成人のかたなら、ほとんど問題なく作れる、クレジットカードと同等の使用方法ができるカードだと思います。
海外では、日本人が思う以上にカード決済が主流です。海外の商習慣には小切手の文化があったからなのだそう(諸説ありますが)。かつて旅行者の間で主流だったトラベラーズチェックも小切手でしたしね。それに、現金を持ち歩くよりも安全だったり、往復の両替手数料よりカード手数料の方が安価であったりもします。メインカードがトラブルで使用できなくなる可能性を想定して、カードを複数所持していないと、長期旅行では詰むと思われます。
(余談ですが、海外の価値観では、クレジットカードを所有できる=信用がある、という考え方もあるようです。中流以上のホテルに宿泊する場合はデポジットとしてカードの提示を求められることがあります。カードにもステイタスがあり、ゴールドやプラチナだと目に見えないサービスのグレードが上がることも?日本の感覚だと「保険が付く」とか「なんかかっこいい、自慢?」みたいな漠然としたメリットしか感じられませんが、海外ではスマイルすらただじゃないからね。サービスが無料なのは日本くらいだと思います。カードのメリットやPPに関しては後述したいと思います)
私のメインカードはJALカード(AMEXゴールド)ですが、サブとして少額決済や現地通貨引き出し用にデビットカードを活用できればと思っています。
私が作ったのは三菱UFJブランドのデビット。何かあったときにメガバンクのほうが信用が高そうというイメージにて選択しました。もともと口座持っていたということもあります(昔の給与振込の指定で使用していたが放置中だった)。
普段は使用目的で予算をたてた金額のみ入金しておいて、口座への追加は他社のネットバンクより振込むことでコントロールする予定です(振込手数料は月7回まで無料です)。
いわば、国際キャッシュカード+αのような使い方を想定しているのですが、はたして使い勝手はどうでしょうか…。
金浦空港到着ロビー左奥にある、友利銀行のATMです。世界各国にある「visa」と「+plus」のマークのあるATMにて、VISAカードの利用が可能です。
こちらは言語の選択で日本語あり。便利~!
VISAが定める基準レート+ATM利用料(108円)+海外事務手数料(約3%)で、現金の引き出しができます。詳細は各カード会社のサイトをご確認下さい。
レシート下部の1057がATM手数料、3600が事務手数料かな(韓国語わからん)。VISAのレートは帰国後に確認しますが、周りの両替所では1万円を両替して92,000~95,000ウォンくらいが相場のようです。
そもそも韓国で現金を使う予定もないので(^^;、5万ウォンだけ引き出してみました。
操作方法は日本語だったこともあり、国内のATMと全く変わりませんでした。同様の機械ならば、英語なら大丈夫かなと。
さて、SIMも購入し、現金も調達したので、別便で到着した同行者と合流して目的地へと移動します。